|
||
JR灘駅は神戸市内でも数少なくなった木造駅舎でした。
北駅舎 : 昭和12年(1937年)建設 南北駅舎 取り壊し工事始まる: 平成19年(2006年)11月 南北駅舎 取り壊し完了 : 平成21年(2009年) 跨線橋 取り壊し完了 : 平成22年(2010年) |
駅舎を北側から見る。 灘駅は王子動物園への降車駅ですので 多くの方は北側から見る駅舎が 馴染み深いのではないでしょうか。 美しい意匠の駅入り口はこの駅のシンボル でした。 |
駅舎を南側から見る。 東側(右側)に跨線橋があります。 |
跨線橋。 木造のレトロな感じがいいですね。 駅南側から。 |
北側から改札口をくぐると、線路をバックに 駅舎入り口の意匠がまた見えます。 まるで洋館を思わせる素晴らしいものです。 気品を感じさせます。 |
アーチ型のデザインが入り口と向こう側にも見える 素敵なアイデアですね。 |
通過する電車の中から眺めてみました。 この意匠を2つ重ねてみる風景もいいですね。 |
そして、この記号のようなものは何だと 気づかれた方はおられたでしょうか! なんとこれは改札口が開けられたときに 謎が解けます。 |
こんなふうに! 木扉が重なって「なだ」と読めるのです。 \(^0^)/おぉ〜 |
ホームから眺める跨線橋。 |
朝の出勤時や桜の季節の頃、多くの乗客が 通るのでこの木造の跨線橋はドタドタと音がします。 雨のシトシト降る暗い日、夕方や夜に通るとき、 薄暗いこの廊下はなんともいえない情緒がありました。 両側に貼ってある季節折々の各地のPRポスターを 見るのも楽しみでした。 |
ホーム上屋は19世紀のイギリス製レールを 再利用しています。 |
灘駅北駅舎の模型です。 あらためて全景をみてみると本当にこじんまりと まとまったいい駅でした。 取り壊されたこの駅はいつまでも 心の中に。。。 |