離宮道 正門 馬車道 |
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須磨離宮、正式名は「武庫離宮」です。 天皇のご宿泊を目的に明治41年2月10日に造営が決定。 大正3年に完成しました。 完成してすぐ大正天皇、当時皇太子であった昭和天皇やラストエンペラーとして 知られる満州国溥儀皇帝らがご利用になられました。
ー もともとは、西本願寺 大谷光瑞の別邸 ー
ー 武庫離宮になるまで ー
ー 終戦後 離宮公園として市民に開放ー
今年は武庫離宮造営の決定が下された1908年から数えて101年にあたります。
今も残る武庫離宮跡を歩いてみたいと思います。
離宮道 |
離宮公園に行くには海沿いに続く国道2号線から北に離宮道という道を歩きます。 |
今見えているところは離宮道の東側の人民道なのですが、2007年に惜しくも取り壊された名建築で知られた
室谷邸の跡地が見えています。 |
離宮道の北の突き当たりに歩道橋。
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門扉は当時のものではありませんが、両側の門柱、亀甲形の石積み塀は |
周囲の石垣はどっしりと |
正門から中門までの道は馬車道といいます。 |
東側の斜面の木々も今は大きいです。 |
ヒマラヤ杉は昔は印度杉と呼ばれていたそうです。
このヒマラヤ杉も100年の歴史をみてきた証人です。 |
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上の写真のものはすべて当初からのもの。 斜面に見えている大きな岩状の石は、十数個から数十個の庭石を組合わせて壮大な岩石が自然に露出してように 見せています。 石は香川県産のものです。
ちょうど武庫離宮造営が始まった頃、香川の栗林公園の一部改修工事があり、武庫離宮の庭園設計者である
福羽逸人も栗林公園に行ったり来たりしており、職人も共通する人たちがかかわったこともあり
香川の石などが使われたのかもしれないとのことでした。 |