神戸街の灯物語  夜のそぞろ歩き



    神戸元町1丁目から
    そぞろ歩きと参りましょう。

    昭和初年、元町のすずらん灯は
    神戸ハイカラの象徴
    神戸っ子の自慢でした。
    

    今も元町はそのころの
    すずらん灯を模して
    私たちの眼を楽しませてくれます。     

 

 元町通り1丁目から6丁目まで
 通りごとに灯りがちがいます。

 1丁目と2丁目は同じ灯りで
 続いていますが、3丁目は
 葉をあしらった
 清楚なすずらんですね。

 

    さて、4丁目まできました。

    3丁目と4丁目の間から
    オレンジ色のポートタワー

    ここをまっすぐ海に歩くと
    メリケンパークです。

    

 

   5丁目の灯りはスマートなすずらん。

   でも2丁目のすずらんと
   ちょっと違う…
   アーケードのカーブにそって
   やさしいすずらん。

  

 

   元町通一番西の端
   6丁目のすずらんは6の字を
   デザインしてあります。

   元町そぞろ歩き、いかがでしたか。
   のんびりと気のむくままにお店を
   のぞきながら
   6丁目まできてしまいましたね。

 

さあ、ここからは足のむくまま
気のむくまま…

JR元町駅前です。
最近、ユニークな交番が
できました。
ガラス張りの交番です。
けっこう中は広そうですよ。

聞くところによると
ブラジルの教会だとか。

 

    元町1丁目から2丁目にかけての
    南の筋は南京町とよばれています。

    ここは歩きながら食べてもいいのです。

    小さなラーメンもあるんですよ。
    中国の珍しい食材も売っています。

    

 

   南京町の灯りは華やか
   ここは震災後いち早く元気を取り戻し
   神戸の人にエールをおくりました。

   店の前の屋台には湯気がたちのぼり
   私たちはうれしくなりました。
   

  

 

   あさひホールです。
   旧居留地の真中です。

   最近、居留地映画館ができました。

   威風堂々の洗練されたこのビルは
   このあたりの風景とマッチして
   大好きなところです。

   街灯も垢抜けていますね。
   

 

 震災で多くの風格あるレトロビルが
 被災し、あるものはその外観を
 苦心して残し、補強し
 また、或いはまったく違ったビルに
 建て直し、このあたりは震災前と違った
 ファッショナブルな地域に
 変貌しました。

 

 

    国際会館、神戸の象徴だった
    この建物もハーバーランドに
    仮設のステージが作られましたが、
    この元の地に堂々の建物が
    帰ってきました。

    

 

   市役所前です。

   この建物の一番上に神戸を
   眺められるステキなレストランも
   あるのです。

  

 

   その市役所の南側
   その時々の季節、イベントを
   花で表す花時計

   ここの灯りは神戸の姉妹都市
   シアトルからの灯りです。

   なかなかいい感じでしょう?
   昔のガス灯も
   こんな感じだったでしょうか。

 

   センター街の入口です。

   ここは昔、勝海舟が泊まっていた
   屋敷があったとか。
   この賑やかな通りに立つと
   一瞬その風景が思いがけなく
   よぎります。
  

 

   生田新道、三宮駅のすぐ北側
   震災の時、キャスターは
   この場所に立って言いました。

   「建物が斜めになっているので
   まっすぐの感覚がわからなく
   なります」

   今は賑わう夜の街

 

 北野坂にもインフィオラータが
 催され、春は花の坂道になりました。

 この坂の一番上から神戸の街を
 見下ろすのが好きです。

 山と海がすぐ近くの
 坂ばかりのこの街

 

   三宮駅のすぐ東、西国街道が
   通っていたあじさい通り
   ここで日本で一番最初に
   インフィオラータが始まりました。

   さて、夜もふけてきました。
   駅はすぐそこです。
   え?北野に戻る?

   神戸はジャズが似合う街、ライブの店も多いです。

   それではステキな神戸の夜を。。。

       

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