★ あの時 神戸に
こんなものがあった!

神戸にこんな建物があった…。
神戸にこんな会社があった…。
しっかりと記憶にとどめたいと思います。

ミント神戸地下 阪神食品館



◆2006年(平成18年)10月
     〜2010年(平成22年)12月31日

神戸新聞会館が再建されミント神戸としてオープンした2006年10月から地下に開業した阪神百貨店の食品売り場。
「さんのみや・阪神食品館」としてオープン。
ミント神戸がオープンし、また駅近の食品館がオープンしたときのうれしさは忘れられません。

しかし、売り上げ低迷のため、2010年4月1日から一時休業。
2010年12月31日をもって、閉店しました。

休業前には「ご愛顧感謝セール」が開催され、にぎわうとともに、突如の休止に驚かされました。

閉店してからは店舗は遮蔽され、後継のミント神戸の「M-KITCHEN」がオープンするまで、ただの通路として長く使われました。
この間、ひっそりしたこの通路を通るたびに、寂しい思いをしました。

神戸市中央区三宮 ミント神戸地下 2013.9.24記

ネッピーとリプシー引退


◆1991年〜2010年(平成22年)11月28日

プロ野球球団オリックスの本拠は1991年に神戸市に移りました。
そのときに球団マスコットとしてネッピーが登場。
ネッピーは海の神ポセイドンの息子です。
リプシーは1998年から。
なんとリプシーは「海賊の娘」だったのですね。(*^_^*)
以来焼く20年間、球場だけでなく神戸市のいろんなイベントに登場、保育園訪問でも人気者でした。

1996年には仰木監督の下、日本一になりましたよね。
思えば神戸の一番苦しいとき、元気を与えてくれました。
ありがとう!\(^0^)/

2011年1月23日に神戸市西区のプレンティで「ネッピー」と「リプシー」のさよならイベントが 行われました。

神戸全日本女子ハーフマラソン

ポーアイ市民広場にゴール




◆2010年(平成22年)11月11日(木)

2010年11月11日、第10回神戸全日本女子ハーフマラソンはハーフマラソン(21.0975キロ)や10キロの男女5部門 に全国2187人が参加し、これをもって2001年から10年の歴史が閉じられました。
来年の11月20日には2万人規模のフルマラソン「神戸マラソン」に受け継がれていきます。

写真は2003年の第3回大会ですが、このときは後のアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさん(現シスメックス)が優勝しています。
このマラソンの意義は神戸においてトップランナーは女子長距離の若手を育成する登竜門、市民ランナーにとっては トップアスリートとともに神戸の市街地を走ることができる神戸では唯一のマラソンでした。

コースはハーフマラソンはHAT神戸スタート、神戸ハーバーランド(モザイク)フィニッシュ。
10キロ走はHAT神戸スタート、新川運河プロムナード フィニッシュ。

2004年度は震災より10年めを迎える「阪神・淡路大震災復興10年記念」大会。
この大会より復興した神戸の街並みを走るコースとなり、ハーフはHAT神戸スタート、神戸ハーバーランド(モザイク)フィニッシュ、10キロ走は兵庫駅南公園フィニッシュとなりました。
この大会は被災地の復興状況を全国に披露するためNHKの衛星第一で生中継が行われました。

2005年度より男子も参加できるようになり、特にこの2005年度のハーフマラソンは神戸空港内を走れるという 特別コースとなりました。
ポートアイランド市民広場フィニッシュはこの大会が最後です。

2009年招待選手は有森裕子さん、伊東博美(旧姓鈴木)さん、松永由水(旧姓小鴨)さん等でした。

三菱重工神戸造船所 コンテナ船最後の進水

2010.11.4造船所見学時撮影
クレーンにて塗装中


以下2枚進水式の画像は
オグロドリさんに
いただきました。2010.11.11撮影



◆2010年(平成22年)11月11日(木)

三菱神戸造船所で商船三井発注のコンテナ船 「MOL MISSION」7万8千トンの進水式がありました。
全長302m、長さ約6mの20フィートコンテナが6724個積める船です。
船内工事を終えて商船三井に引渡しされるのが2011年3月の予定。

神戸造船所では商船建造を2012年(平成12年)前半に終了し、ここでは潜水艦と特殊船のみの建造となるため 今回の進水式はコンテナ船としては最後となりました。
今後は自動車運搬船6隻の建造を残すのみ。
本当に寂しいです。

神戸造船所での最初のコンテナ船建造は1968年(昭和43年)国内初のコンテナ船「箱根丸」1万6240トンだったそうです。

神戸市兵庫区 三菱神戸造船所

北野小径 命名披露



◆2010年(平成22年)10月17日

北野にはたくさんの小径がありますが、名もない素敵な小径が多いです。
北野観光推進協議会と北野異人館協会が小径の名を一般募集し、全国各地から応募された 716件の中から選ばれた2つの小径の名の披露がありました。

1つは[石畳の小径」。
「風見鶏の館」と「萌黄の館」の間を東西に走る石畳の道。

もう1つは「トーマス坂」
これはその名の通り、「風見鶏の館」の建立者の名からとりました。
北野坂から北野天満神社の鳥居にいたる南北の道です。

これらは北野広場で繰り広げられた芸術の街をアピールするイベント「北野の風芸術祭」で 披露され、その後それぞれの道の目につきやすいところにとりつけられる予定です。

神戸市中央区 北野界隈

東灘区制60周年記念だんじりパレード

住吉川を上るだんじり



◆2010年(平成22年)10月10日

御影町、住吉村、本山村、魚崎村の5町村が神戸市に合併し、東灘区となって60周年を迎えるにあたり 「東灘だんじり会」が再興されました。
東灘には現在31基のだんじりがあり、この日は28基が揃いました。
3000人もの担ぎ手による迫力ある記念のだんじりです。

東灘区役所を出発し、山手幹線、御影クラッセを経て約6kmの巡行です。
この区制60周年のパレードでのだんじりの集結は10年ぶりのことだったそうです。

神戸市東灘区

山手幹線全線開通記念ウォーク

芦屋川隧道入り口


芦屋川隧道の中


ゴール地点の新湊川


◆2010年(平成22年)10月10日

未開通区間である芦屋川隧道の完成により、兵庫県内の山手幹線は全線開通となりました。
全線開通に先立ち、山手幹線を歩く記念ウォークが実施されました。

全線30km区間はスタートが尼崎市東園田町の戸ノ内おおぞら広場午前8時半、ゴールは神戸市長田区の 新湊川公園です。
尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市の4市を通過するウォークです。
写真は開通した芦屋川隧道です。
違う市を通過するたびに特徴のある街を歩き、興味深いウォークでした。

山手幹線は1946年(昭和21年、戦災復興事業として都市計画決定されていましたが、長年芦屋市、西宮市および 尼崎市の一部が未開通のままでしたが、阪神・淡路大震災のときにこの道路が開通していなかったために 大きな不便を経験しました。

このため震災後残りの区間工事が急がれ、計画からなんと64年の月日を経て完成しました。

全通は2010年10月24日のことでした。


元町映画館 開館!



◆2010年(平成22年)8月20日(土)

元100円均一の店が入っていたビルの1階150平方メートルに約60席のミニシアターができました。
シネコンでは上映されにくい国内外の新作を中心に過去の名画や若手の作品も上映する予定。
映画館の幕も手づくり、天井のペンキも自分達で塗られたそうで、シネコンの台頭で小さな昔ながらの 映画館が次々閉鎖される中、がんばってほしい映画館です。
アットホームな映画館は元町商店街に似合いますね。

第一回上映作品は「狙った恋の落とし方」前売り券\1,100、当日一般\1,700。
「赤毛のアン グリーンゲーブルスへの道」。
次回上映予定作品は「トロッコ」「コロンブス 永遠の海」「永遠の語らい」「ジョニー・マッド・ドッグ」 「クロッシング」「セラフィーヌの庭」
9月4日には「トロッコ」の川口監督の舞台挨拶があるそうです。

オープン当日は楽しみにしておられたたくさんの方がチケットを求めていました。

神戸市中央区 元町商店街

クルーズ客船がポートアイランド しおさい岸壁に初入港




◆2010年(平成22年)8月11日(水)

8月11日にクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」がクルーズ客船として初めてポートアイランドの しおさい公園に接岸しました。
ポートアイランド街開き30周年を記念してそれにあわせてしおさい岸壁に入港しました。

着岸 8月11日(水)16:00
離岸 8月11日(水)18:00

実際は少し早く着岸しましたが、神戸学院大学のチアリーダー、吹奏学部の皆さんの演技や演奏、市民見学会 などが催されました。

このしおさい公園は貨物船が着き、ガントリークレーンが並んだ活気あるコンテナターミナルでしたが 大学ができ、公園が作られ、客船が着岸する風景がみられるような姿に一変しました。

神戸市中央区 ポートアイランド しおさい公園

日本航空 神戸空港から撤退

2009.11.7撮影


◆2006年(平成18年)2月16日
     〜2010年(平成22年)5月31日

 2006年の神戸空港開港当初、JALは1日6路線を運航。
しかし、経営破綻後の10年5月末で撤退した。撤退前の利用者は年間100万人を占めました。

経営不振で会社更生手続き申請の日本航空は、不採算路線の見直しの一環として、5月いっぱいで神戸空港から全面撤退することを表明。
先に羽田便などが廃止され、その後、新千歳や那覇便なども31日で廃止となりました。

神戸空港開港当初より親しまれた赤い尾翼のJALの機体が見られなくなったのは本当に寂しい限りです。

復活を祈ります。

神戸市中央区 神戸空港  2013.10.15記

ポートタワー ロマンチックキャンドル・ナイト




◆2010年(平成22年)5月29日、30日

2010年4月28日にリニューアルオープンした神戸ポートタワーのリニューアルオープンラストイベントのひとつ。
展望台からの夜景にキャンドルの灯りが灯りました。
19時になると展望室のガラス窓のひとつひとつに灯りがともされます。
リニューアルにより展望室の天井には星空が輝きますので、キャンドルと星空と神戸市街地や神戸港の夜景が このうえもなくロマンチックでした。

神戸を訪れる人たちにぜひポートタワーからの景色を楽しんでいただきたいです。

神戸市中央区 ポートタワー

「チャレンジ476」ポートタワー 30年ぶり非常階段開放




◆2010年(平成22年)5月30日

神戸ポートタワーの非常階段が約30年ぶりに一般に開放されました。
地上から展望室5階までの階段476段を上る「チャレンジ476」が開催され約600人がチャレンジしました。\(^0^)/
30年開放されなかったのは老朽化などのためで、今回のリニューアルで非常階段も整備され今回の 催しとなりました。

非常階段はタワー外側の赤いパイプフレームと中心部分との間に設けられており途中いくつかの 踊り場もあります。
展望台まで登りきった参加者には「チャレンジ476証明書」とポートタワーの絵柄入りのボールペンがいただけました♪
今後は海に関する記念日などに開放するとのことです。

エレベーターで上がるのとは見える景色が違います。(*^_^*)

神戸市中央区 ポートタワー

えびら飴本舗 閉店





◆1910年(明治43年)
     〜2010年(平成22年)5月27日

創業101年の老舗飴店。
明治43年から昔ながらの製法で作られる昔懐かしい飴です。
30種類の飴、おかき、瓦せんべいも販売されていました。
創業は生田神社の参道の店。

えびら飴本舗のHPより、名前の由来。
神戸の生田神社の境内に「えびらの梅」と親しまれている梅の木がある。
生田の森の合戦の際、源氏の若武者梶原太景季が、激戦のあまり矢を前部使い果たし、 最後の矢を一本残す武士のたしなみとして、梅の一枝を「えびら(矢筒)」にさして、勇戦奮闘した故事を 伝えた史跡である。
そのえびらの梅に由来する飴を製造している「えびら飴本舗」です。
↑と記されています。

元は生田神社の参道にあったお店ですが、戦時中の空襲を受け、現在の元町商店街に移転しました。
阪神大震災で東灘にあった工場が全壊、規模を縮小して経営されていたようです。
震災前は全日空の機内サービス品としても親しまれていました。
震災で規模が縮小され、全日空への納品も打ち切りとなり、後継者もいないことから創業100年になる2009年に店を 閉められる予定だったが常連客の惜しむ声で2010年5月まで続けられていました。

えびら飴本舗(元町)は閉店しましたが姉妹店である「えびらそば」がセンター街地下で営業されています。
えびら飴はここで限定販売されています。

神戸市中央区元町通3-11-4 

超書店 MANYO 神戸三宮店





◆2002年(平成14年)
     〜2010年(平成22年)5月10日

以前入っていたジュンク堂書店のあとに、古本書店が入りました。
立ち読みしても怒られない、画期的な書店でした。
小さくなって漫画の立ち読みをしてきたものにとってメチャうれしいお店でした。
広いフロアには漫画、古本、同人誌が揃い充実していました。

けっこう多くの人が利用していたと思うのですが、2009年12月23日から閉店セールが始まり、古本1冊30円(比較的新しいもの、特殊なものは除く)という驚異的な価格で売出しが始まりました。
在庫を少しでも減らして在庫の運送にかかる経費を少なくしたいということでしたが、結局在庫セールは 年を越した2010年5月まで続き、完全閉店は5月10日でした。

超MANYOは三重県の古本屋チェーンで、三宮店は2002年オープン。
80万冊の古本を持ち、本の買取もする、ジャンルが広い新古本書店でした。

神戸市中央区雲井通5-3-1 サンパル3階

神戸にこんなものがあった!目次