◆ UCC 珈琲探求ブラジル100%移民100周年記念缶 |
| ◆2008年(平成20年)1月28日 〜2008年(平成20年)3月31日
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UCC上島珈琲株式会社(本社神戸市)は1984年日本の珈琲メーカーとしては唯一ブラジルに現地法人を設立、世界最大の
コーヒー生産地としての同国と交流を深めてきました。
そこでブラジル移民100周年の記念製品として期間限定でレギュラーコーヒー、缶コーヒーなどシリーズ化したものを
年間を通じて発売しました。
写真はその中で第二弾のシモサカ農園産の高品質コーヒーを原料とした缶コーヒー「UCC 珈琲探求ブラジル100%(シモサカ農園)移民100周年記念缶190g」で、2008年1月28日から3月末まで発売されました。
シモサカ農園は良質な珈琲豆の産地セラード地区でパイオニア的な日系農園です。
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◆ 組織から復興の文字が消えた日 |
| ◆1995年(平成7年)3月 〜2008年(平成20年)3月31日
1995年3月、県に阪神・淡路大震災復興本部が置かれました。
復興が本格的に組織だって始まったのです。
2005年に住宅復興局と組織が改編されましたが2006年に、復興局と住宅建築局に改編。
そして復興局は2008年3月31日に廃止されました。
これにより県の部局レベルで「復興」を掲げる組織は消えました。
震災より13年。
名は消えてもまだまだ復興途上であります。
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◆ 幻のポーアイの温泉 |
| ◆2005年(平成17年)7月 〜2008(平成20年)年3月28日
ポートアイランド二期に温泉計画が持ち上がりました。
USR(神戸市)の計画で2005年7月にコンペに当選。
2.5ヘクタールの土地に飲料・物販施設を建設する予定でしたがその後、
温泉の試掘が終わった2007年春にスパコン建設が決まり計画は中止となりました。
隣にビルが建つということは市側も説明されていたそうですので、残念なことですが
仕方がありません。
それにしても本当に残念なことでした。
中央区ポートアイランド二期
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◆ 神戸ウォーカー |
週刊から月刊に移行するお知らせ
神戸ウォーカー最終号
最終号の最後の言葉
| ◆2000年(平成12年) 〜2008(平成20年)年3月28日
"ウォーカー"シリーズに「神戸ウォーカー」が創刊したとき、うれしかったものです。
神戸情報満載。
とはいっても、類似の情報誌、それも無料のおしゃれなフリーペーパーが溢れていますので苦戦していたようです。
しかし、廃刊になるくらい苦戦していようとは思いもしませんでした。
2000年から丸7年は週刊神戸ウォーカーでした。
2007年3月38日、月刊神戸ウォーカー新創刊。
思えばこのあたりから週刊での続行が難しくなってきたのでしょう。
そして1年後、ついに廃刊。
最終号は2008年05月号(3月28日発売号)
特集はポートアイランドに4月14日(月)に誕生する"IKEA"でした。
KobeWalker 最終号!IKEA 神戸上陸!!!!
最終号の挨拶の言葉です。
ご愛読ありがとうございました。
それぞれの編集後記を読みながら、最後にこれを書いています。
この本作りに関わった多くの人々の、神戸に対する特別な思いをあらためて感じ、とてもうれしく、そして
誇らしい気持ちでいっぱいです。
残念ながら、神戸ウォーカーは今号をもちまして休刊させていただくことに
なりました。
ですが、形を変えて、これからも神戸のすばらしさを、一人でも多くの人にお伝えできれば、と強く思っております。
最後になりましたが、神戸を愛する読者のみなさま。
ご愛読ありがとうございました! 本当にありがとうございました!!
かならず、またお会いしましょう!!!
2008年3月28日 月刊神戸ウォーカー編集長
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◆ 三宮ジュンク堂 喫茶コーナー |
| ◆〜2008年(平成20年)3月27日
ジュンク堂で本を1万円以上購入すると喫茶券がついてきました。
昔はもっと安くて喫茶券がついてきた気がするのですが。
最近はなかなか手にすることができなかったのです。(汗)
ジュンク堂三宮店の3階に喫茶コーナーがありました。
このコーナーの西端に5時46分を指す時計が並べられてありました。
この喫茶店のオーナーは震災前まで三宮本通で「5時45分」という喫茶店を経営されていたそうです。
震災を経験したものにとって「5時46分」は特別な想いの時刻なのですが、いつもこの前を通るとき、
見入ってしまうコーナーなのでした。
そんな3階の喫茶部もジュンク堂三宮店のリニューアルに伴い閉鎖され、1階の「パッセカフェ」にて
喫茶券の使用は継続されることになりました。
この喫茶コーナーは書籍売り場となりました。
関連記事:神戸トピックス 5時45分
中央区 三宮センター街
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◆ 神戸ファッションウィークのポートライナー カラーリング |
| ◆2008年(平成20年)3月1日〜 2008年(平成20年)3月23日
「神戸ファッションウィーク」は日本最大のファッションフェスタ「神戸コレクション」の開催時期に合わせて
神戸市内でファッションを中心としたさまざまなイベントを開催し、多くの方に神戸を楽しんでいただこうという
イベントです。
平成18年度から年2回行われ、この時は第4回を迎えました。
ポートライナーに春らしい華やかなカラーリングがされ、ポートタワー、コウベアーも描かれたウキウキするような
デザインで乗るのが楽しかったです♪
中央区 ポートライナー
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◆ 神戸らしい方位表示 |
| ◆2008年(平成20年)3月13日
元町大丸北側、三宮中央通りとトアロードの交わる場所(出会いの門前)に、新しい方位表示の除幕式が行われました。
山古志の中学生の方々が招待され、埋め込まれた方位表示の石のシールをはがしました。
都心の三宮、元町において市民や来街者がみなとを身近に感じながら歩きやすく、しかも回遊しやすくするために
歩道に、海と山の方向がわかる神戸らしい方位表示板(10箇所)を設置しました。
デザインは三宮中央通り地区、トアロード地区、旧居留地地区、みなと元町地区のまちづくり協議会の皆さんとの
神戸市との協働で選定されたそうです。
神戸らしい…すなわち海と山との方向がわかる(笑い)ということですね。
大きさは約80cm角。
材質は花崗岩。
中央区 三宮中央通り、 トアロード、1旧居留地、元町地区に設置
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◆ 花隈の老舗料亭 魚善 のれんを下ろす |
2008.2.21撮影
| ◆1932年(昭和7年)〜 2008年(平成20年)2月末
神戸花隈の老舗料亭 「魚善」がのれんを下ろしました。
花隈はかつては約150軒ほどの料亭やお茶屋が並び、500人の芸者を抱えてにぎわったそうですが今では多くの
店が店を閉めてしまいました。
花隈料飲組合によると「魚善」は往時の姿を残す「最後の料亭」ということです。
「魚善」は明治の初めの「常盤花壇」で修行した藤本寿一氏が創業。
元は仕出し専門だったようですが、第二次大戦の空襲で店舗が消失、戦後「宣伝せず予約のみのいちげんお断り」の
料亭として再建されました。
魚善
花隈を歩くと、しっとりとした落ち着いた雰囲気が非常に心地よいのですが、料亭らしい料亭は本当に
見当たらなくなりました。
昔は海軍の山本五十六元帥のお座敷にも出たという花隈芸者も今は三宮でスナックを経営されたり
しているそうです。
花隈
この界隈も昔の情緒は失われる一方なのでしょうか。
中央区花隈町12-2
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◆ 三宮センター 90年の幕を下ろす |
2008.2.3撮影
| ◆1918年(大正7年) 〜2008年(平成20年)2月26日
三宮センター街で旅行用カバン屋さんというイメージがありました。
しかし、元は1918年創業の和洋家具店でした。
戦後は陶器類や置物などの雑貨店に転業。
阪神淡路大震災でリュックサックなどを扱ったのがカバン屋さんに転じられたきっかけのようでした。
一時は真っ黒い顔の神戸人形も店頭に並んでいたこともあり、楽しいおみやげもの屋さんかと
思った時期もありました。
三代目のオーナーさんの高齢化と後継者難で店を閉じられることとなりました。
センター街の震災復興に貢献されアーケード建設委員も務められた社長さんでした。
新聞に寄せられた「復興とは震災前に戻すのではなく、前より良くすること」という
言葉が胸を打ちます。
最後にご挨拶として立て看板がありました。
「毎度お引立て頂きましてありがとうございます。
叶_戸センターは1918年この地で創業以来90年に亘り皆々様のご贔屓によりまして、
業態と取り扱い商品をその時代に合ったものに変化させながら今日まで営業を
続けてまいりました。
しかしながら、この度2月末日をもちまして完全に廃業そして閉店することになりました。
皆々様には心より感謝しますと共に2/1(金)〜2/26(火)までの間「完全閉店セール」を
実施させて頂きます。
また販売済みの商品につきましてメンテナンス等のご相談は、お気軽に下記までご相談下さいます様に
ご案内申し上げます。
最後になりましたが皆々さまのご多幸とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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自社ビルだそうで、閉店後は社長さんが誘致した洋服店が入りました。
中央区 三宮センター街
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◆ 白いイカリ、市章マーク |
| ◆2008年(平成20年)2月10日
前日から降った雪は朝まで残り、錨山、市章山の市章マークは珍しい白色となりました。
周りの山の雪は融けても錨と市章のマークに積もる雪は最後まで残り、くっきりと目立っていました。
中央区 錨山、市章山
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◆ 須磨名谷 ベルコン撤去 |
2007.11.9撮影
| ◆〜2008年(平成20年)2月2日
役目を終えてから長くたつ須磨名谷駅西側のベルコンも撤去される日がやってきました。
深夜の撤去でしたが、記録した動画がupされていました。
タダノ AR-5500M クレーン作業シーン 080131
活用の方法を市民から募っていたりしましたが、この部分は結局撤去されることになったようです。
本当にお疲れ様でした。
★なお、残された西区のベルトコンベアの活用はいろいろあるようですが、現在大阪府立大学院による
「スナゴケ」の栽培実験が進められているそうです。
スナゴケはヒートアイランド現象の緩和に大いに期待されているもので、住宅の屋上や壁面に定着すれば
夏は冷却、冬は断熱効果もあり栽培実験がうまくいけば、このベルコンで大量栽培の期待が高まっています。
須磨区 神戸市地下鉄名谷駅西
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◆ 関電 1.17ライトアップ風景(ビル建設以前) |
| ◆2005年(平成17年)1月17日 〜2008年(平成20年)1月17日
関電ビルの1.17の灯り点灯は社員の有志がビルの北側の東遊園地で行われる追悼行事「1.17」にあわせて
震災10年の2005年より取り組んでくださっています。
2007年7月より関電の前の駐車場(旧アメリカ領事館跡)にマンションビルの建設が始まり2009年には関電ビルの
右半分が建物に隠れてしまいます。
したがってこの2008年1.17の灯りが北側から全面的に見える最後のライトアップとなりました。
中央区 東遊園地南 関電ビル
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◆ さんふらわあ ポートターミナル発着場 |
ポートターミナル カウンター
| ◆2005年(平成17年)9月15日 〜2008年(平成20年)1月15日
さんふらわあフェリー別府航路が中突堤から乗り場をポートターミナルに移って2年余り。
2005年9月15日からこのポートターミナルから発着していましたが、六甲アイランドフェリー乗り場から
の発着に変更となりました。
上記、配船変更に伴い当港「神戸ポートターミナル」は'08年1月15日の運行便を持ちまして
「神戸六甲アイランド」にのりばを統合し閉鎖となります。
神戸中突堤の頃より長らくの間、ご利用頂き誠にありがとうございました。
引き続き、関西汽船をご利用頂きますようお願い申し上げます。
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ポートタワーを背景に回頭する”さんふらわあ”を見るのが好きでしたが
残念ながらこの構図では見られなくなりました。
市民病院から真っ赤な”さんふらわあ”が航行するのがよく見えていて、入院患者さんたちは
楽しみで見ておられたようでした。
中央区 ポートターミナル
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◆ トイザらス 神戸ハーバーランド |
| ◆1996年(平成8年)7月 〜2008年(平成20年)1月14日
トイザらス日本のHPには「阪神大震災後の神戸の地域活性を支援し「トイザらス 神戸ハーバーランド」オープンと
あります。
ビーズキス内のこの店舗は神戸での1号店としてオープンしました。
トイザらス神戸ハーバーランドの撤退は衝撃的で、ただでさえ前年洋菓子のテーマパークである「神戸スイーツハーバー」が閉店したところであり、ハーバーランドへの人出の先行きが心配されました。
10年あまりハーバーランドを活気づけた大型店舗でした。
中央区 ハーバーランド ビーズキス内
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◆ センター街の古書店 後藤書店 |
| ◆1908年頃(明治41年頃) 〜2008年(平成20年)1月14日
三宮センター街1丁目で営業されていた後藤書店が閉店しました。
難しい書物も多いので、専門書を求めて本をめくっておられるお客の姿も目にしていましたが
閉店となり残念に思われている方々も多かったと思います。
閉店までの1ヶ月ほどは店頭に格安に本が並べ、手に取る人も多かったです。
閉店の挨拶が年が明けてから店頭に出されていました。
また本を買うと包装の中に、この挨拶状も入れておられました。
謹賀新年
旧年中の御厚情に感謝申し上げますと共に
新しい年、皆様の御健康と御多幸を祈り申し上げます。
平成二十年 元旦
さて、長い間ご愛顧頂きました後藤書店も1月14日を以って閉店致します。
亡父 和平が神戸の地に店を構えて以来百年近く、三宮センター街に出店しましてから七十年、
水害、戦災、震災をくぐり抜け、数多くの方々より御厚情を頂き支えられて現在まで営業させて
頂けました事、ここに心より感謝申し上げます。
本当に有難うございました。
有限会社 後藤書店
(三宮センター街・星電社東隣)
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なお、閉店前には半額にも値引きがありましたが、サービスでまだ安くもしてくださいました。
本当にありがとうございます。
中央区 三宮センター街
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