★ あの時 神戸に
こんなものがあった!

神戸にこんな建物があった…。
神戸にこんな会社があった…。
しっかりと記憶にとどめたいと思います。

ヒシヤベーカリー 閉店



以上2014.6.10撮影


◆1932年(昭和7年)
   〜2014年(平成26年)6月末日

創業以来この地でパン作り一筋にやってこられました。
前に親和学園があったので、学生で大賑わいでした。
生地を非常に大事にされるお店で小麦粉主体の食パンがお店自慢でした。

ハードトーストはやや固めの食感でよく噛んで味わうパンですが、学生に一番なじみがあるのは 調理パンでした。

カレーパンは独特の四角い食パンを揚げたようなユニークなものでしたが、新製品として 焼いたカレーパンも出されていました。

82年の歴史を惜しまれながら閉じました。
閉店間際には早朝から行列ができ並んで買われたようです。

------閉店の言葉------------
閉店 感謝 御礼

6月末日をもって閉店致しました。
ヒシヤベーカリー閉店につき皆様に長い間ご愛顧受け賜わりましたことに 感謝し厚くお礼申しあげます。
本当に有難うございました。

今後とも相変わらぬご厚誼の程宜しくお願い申しあげます。
ヒシヤ店主

店主がご高齢で仕方がないこととはいえ、寂しいことです。
ヒシヤベーカリーは神戸の誇る切り絵作家成田一徹氏も著書「神戸の残り香」で 紹介されています。
切り絵には2代目主の梶田史郎さんがパン焼き釜と一緒に描かれています。

HP: http://www.hishiyapan.com/



2014.9.1記 神戸市中央区 下山手通7-6-8 

エスプリ・ドゥ・フーケ三宮店 閉店





◆1986年(昭和61年)
   〜2014年(平成26年)6月末日

1986年に「神戸洋菓子倶楽部(生田店)」として西洋菓子処フーケの5番目の店舗として、神戸三宮の生田神社の南に 開店しました。

場所柄、生田神社への初詣の帰りに寄られた方も多かったようです。
繁華街にあって、2階のカフェは比較的ゆっくりできるところでした。
突然の閉店のお知らせでびっくりしました。

--------閉店のお知らせ-----------
このたび、エスプリ・ドゥ・フーケ(三宮店)は2014年6月30日(月)をもちまして閉店することとなりました。
1986年に[神戸洋菓子倶楽部(生田店)」として西洋菓子処フーケの5番目の店舗として、神戸三宮に開店してから 28年の長きにわたり、皆様のお力添えを頂きましたこと誠にありがとうございました。
今後につきましては、ご不便をおかけしますが近隣の西洋菓子処フーケをご利用頂きかわらぬご愛顧の程 お願い申しあげます。
ー------------------------------


2014.9.1記 神戸市中央区 神戸駅構内 

スパンコールを使った世界最大のモザイクアート ギネス認定


スパンコールの拡大


◆2014年(平成26年)6月11日

ホテルサンルートソプラ神戸の従業員の皆さんが世界最大のスパンコールを使ったモザイクアートを製作し ギネス世界記録に認定されました。

大きさは縦約2.9m、横約2.5mで、ホテル玄関正面に飾られました。
近くで見るとかなり大きなものです。

直径約3〜6ミリのスパンコールを約45万枚使いました。
「風見鶏の館」や「神戸ポートタワー」が描かれ、神戸らしい図柄になっています。
1994年12月にホテル用用地を取得したものの、翌年1月の阪神淡路大震災で一時はホテル建設を あきらめかけた時もあったそうです。
しかし、計画を見直し97年にオープン。
震災から20年を前に「お客様への感謝の思いを形に残したい」と製作を企画されました。

スパンコールですから、キラキラときらめく美しいアート作品に仕上がっています。



2014.9.4記 神戸市中央区
 ホテルサンルートソプラ神戸ロビー 

大阪ー神戸間開業140周年記念パネル展

初代神戸駅




現在の神戸駅


◆2014年(平成26年)5月11日
   〜5月14日

5月11日。
大阪ー神戸間開業140周年を記念して、パネル展が神戸駅構内で開催されました。
また初代神戸駅舎(神戸ステンショ)が誕生して140年でもあります。

パネル展の解説より。
神戸駅は大阪駅と同じ明治7年(1874年)5月11日に開業しました。
当初の予定は福原でしたが、少し東にずれた相生町に変更となりました。
駅本屋はレンガ作りと木造の組合わせの丈の高い平屋建てで、現在の場所よりも西よりに設けられました。
ホームは上り・下り各一面の相対式で、3本の線路が敷かれており屋根で覆われていました。
出入り口は山側と海側の双方にありましたが海側は出口専用であったようです。
駅前は広場となっており、噴水が設けられて絶えず水を噴き上げていました。


2014.9.1記 神戸市中央区 神戸駅構内 

ドヰ手芸店三宮センター街店 閉店

閉店した三宮センター街店


オープンしたフラワーロード店


◆1918年(大正7年)〜2014年4月末日

長くセンター街にあったドヰ手芸店が閉店しました。
手芸の店といえば、このドヰ手芸店でした。

ドヰ手芸店は6月1日から「ドヰ手芸 フラワーロード店」として「刺しゅう」「レース編み」にアイテムを絞った 専門店として営業。

今まで取り扱ってきた「ビーズ」「アクセサリー材料」「ぬいぐるみ」「パッチワーク用品」「ボタン」「リボン」などなどは取り扱い中止となりました。
「ぼたん」「刺しゅう糸」を求めて、この店を訪れました。
ウィンドー越しに手編みの服を眺めて通りました。
懐かしいお店です。


2014.7.1記 神戸市中央区 三宮センター街 

銀泉神戸ビル解体




◆1934年(昭和9年)
   〜2014年(平成26年)4月末日

元町からメリケンパークに向かう栄町筋の角にあったレトロビル。
青いカバーに覆われていたので修理かと思うまもなく解体されてしまいました。
住友銀行の神戸支店として使われていたが、銀行の合併により2002年10月18日に閉店。
旧神戸住友銀行神戸支店→三井住友銀行栄町支店→2002年10月18日銀泉神戸ビルと改名。
後はテナントビルとして衣料品店が入居していました。
鉄筋コンクリート4階建て。
設計は長谷部竹腰建築事務所。
前を通るとき、アーチ窓が美しく、レトロビルによくある建物の角が入り口にある素敵なビルでした。


2014.10.13記 神戸市中央区栄町通1-1-28 

バンドー青少年科学館



◆2014年(平成26年)4月〜
   2018年

神戸市立青少年科学館は2014年4月からネーミングライツによって「バンドー青少年科学館」となりました。
4年間はこの名前です。
最初聞いたときは、ピンとこないのですが、じょじょに名前に馴れていくのがネーミングライツですね。(笑)

バンドーは神戸創業の企業、バンドー化学です。
青少年科学館は2014年で30周年を迎えました。
30周年の記念番組は「星を見上げて」と「銀河鉄道の夜」です。


2014.7.1記 神戸市中央区 ポートアイランド 

神戸空港8周年




◆2014年(平成26年)2月16日

2月16日。
神戸空港は8周年を迎えました。

さまざまな開港8周年イベントが開催されました。
デザインワークショップ、有馬温泉の金泉の足湯(エアポート湯)、試飲などでにぎわいました。
キッズお楽しみコーナーやジャズのエアポートコンサート。

会場には2,000人の笑顔写真で作る巨大絵「ANAモザイクアート」も展示。
このモザイクアートはイベントが終わっても長く空港内で展示されていました。

空港内にも8周年イベントの絵柄が楽しく描かれています。


2014.7.1記 神戸市中央区 空港島 

みなとのもり公園(震災復興記念公園)に「白屋」





◆2013年(平成25年)11月
     〜2014年(平成26年)1月末

2013年11月1日〜3日、みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園)に突如クレーンが現れ、小屋を建て始めました。

「白屋」です。
壁画制作は10月28日〜11月3日に行われました。
これは、神戸と台湾とを結ぶ神戸・台湾アートプロジェクトで、台湾を出発し東北を巡った白屋が神戸に到着しました。

小屋の前に「白屋」の説明がありました。
「パネル絵の小屋を「白屋」と言います。
台湾高雄のアーティスト集団が世界各地で展開しているアートプロジェクトです。
東北被災地の皆さんを勇気づけようと、5月に宮城県・石巻市、8月に岩手県・大槌町で開催し神戸に ありがとうを込めて2013年11月〜2014年1月まで震災復興記念公園「みなとのもり公園」にて 開催中です。

この白屋は2014年春に全てのパネル絵を携えて台湾へ帰ります。

主催 神戸・台湾アートプロジェクト

神戸の1.17もこの震災復興記念公園で展示され、1月末に解体されました。
一部、新聞にて「白屋」のことが紹介されましたが、東遊園地に建てられたならもっと皆さんに 注目されただろうと残念に思いました。


2014.2.4記 神戸市中央区 

神戸にこんなものがあった!目次