★ あの時 神戸に
こんなものがあった!

神戸にこんな建物があった…。
神戸にこんな会社があった…。
しっかりと記憶にとどめたいと思います。

海賊船ヴィラジオイタリア


◆2007年(平成19年)
   〜2013年6月26日


神戸港に海賊船!
初めてヴィラジオイタリアが名古屋のイタリア村からやってきたときは、大騒ぎになったものです。
ヴィラジオイタリアは神戸港とポートアイランド、神戸空港を結ぶ定期船として就航しました。
しかし2012年1月、船舶検査の期限切れで運休状態になったまま、兵庫県播磨町の運行会社とも連絡が つかなくなり1年以上も放置されたままになっていました。

2013年3月に関東在住の個人の方に売却され、修理後、横浜へ向かったようです。
横浜ではチャーター船として利用されているということですが、活躍しているものと思います。
神戸でたくさんの人を乗せて、楽しませてくれました。
新天地での活躍を祈っています。

2014.9.11記 神戸市中央区カモメリア前で停泊していました。

モザイク観覧車の「ゴンドラ」リニューアル



2013.1.31撮影


◆2013年(平成25年)4月19日


モザイクガーデンの観覧車は今まで幾度かいろんなリニューアルがありましたが、今回は神戸アンパンマンこども ミュージアムの開業に合わせて、ゴンドラがリニューアル。

しばらくの間、こんなゴンドラがないトゲトゲの観覧車を眺めることができました。
リニューアルされた全てのゴンドラに冷房が設置され、夏には涼しい個室で港の風景を眺めることができます。

そしてドキンちゃんのイラストが描かれた「ドキンズハートカフェゴンドラ」が4基導入されました。

2013.9.20記 神戸市中央区umieモザイク

摩耶ケーブル3代目にリニューアル 運行開始





◆2013年(平成25年)3月30日


リニューアル工事のため、2012年12月1日(土)から運休していた摩耶ケーブルですが、3月30日に3代目となる 新車両が運行を開始しました。

調べてみますと、完全新車両ではなく、台枠やブレーキハンドは2代目の廃車発生品を使っているとの事。
また電気系統の構造も車両に搭載した蓄電池式となったため視界をさえぎる架線が撤去され、車内からの下界の風景が 広く見えるようになりました。

また、車内の照明灯もLEDになり、乗降扉も自動ドアとなりました。
外観は前の窓が広くなった以外は、形、色ともに2代目と変わらないように思いますが、実はいろいろ 改良が加えられているのですね♪

新車両の名前は「にじあじさい」と「ゆめあじさい」。
「にじあじさい」は摩耶山に生息するモリアオガエルの色に、日光をイメージしたラインをあしらっていて、 車体に描かれているのは、六甲山牧場の動物達による「山の音楽隊」。
「ゆめあじさい」は摩耶山で発見された絶滅危惧種「摩耶蘭」の色に、月光をイメージしたラインをあしらっていて、 王子動物園の動物達による「街の音楽隊」

なお、旧車両のお別れ会が2012年11月30日に「2代目摩耶ケーブル送別会」が摩耶ケーブル駅にて引退式として 行われました。

2代目車両さん、お疲れ様でした!

2013.10.3記 神戸市灘区

海面清掃船「いこま」引退



◆1976年(昭和51年)
     〜2013年(平成25年)3月


海面清掃船「いこま」
162.94トン、双胴船。
長さ24.31m。全幅10.8m。

37年間神戸港をきれいにしてくれました。
長い間お疲れ様でした。
いつも「海をきれいに」と大きく書かれたメッセージを掲げていましたね。
「海の日」には、船内見学もしました。
大きな冷蔵庫なども海にゴミとして放置されているそうです。
そんないろんなゴミを回収してきれいにしてくれました。

引退してからもHATの西に係留されています。
船体には「37年間ありがとうございました」の垂れ幕が。

神戸トピックス お掃除船「いこま」37年間お疲れ様でした。

2013.9.5記 神戸市中央区HAT神戸

大型情報施設「BOS」遮光シェード進水式



◆2013年(平成25年)3月23日


阪神淡路大震災から10年目の2005年1月17日に復興のシンボルとして設置された三宮センター街アーケードの 大型情報設備「BOS(Blue Ocean Station)」。
これは背面照射スクリーンを用いた映像投影システムでしたが、外光を遮光する手段がありませんでした。
そのため、これまでは昼間は見難い状態でしたが、神戸大学工学部の教授の設計でその弱点を補う「筒状シェード」を 設置することにより解決できるということで造船技術と建築との融合を図る研究を行っている宮城県気仙沼の高橋工業で 製作が進められていましたが2013年3月24日の竣工を目の前にして3月11日の東日本大震災が起こりました。

大津波により完成直前のこの施設もこの工場も流出してしまいました。
同じ震災を経験した三宮センター街振興組合は「希望の光を載せた輝ける船が気仙沼から神戸の街に着く日を 楽しみにしている」とのメッセージと支援を送り、ついに東日本大震災から2年後の3月、気仙沼から神戸に届けられ ました。
船にまつわるこの施設の完成式を進水式とみなし、3月23日、生田神社による神事が行われ進水式と同じように 支綱切断が行われました。

この気仙沼と神戸を結ぶ遮光シェードを見上げるたびに、その物語を思い出します。
大型スクリーンを見上げるとき、遮光シェードも見て東北の皆さんに想いを届けたいです。


2013.9.19記 神戸市中央区三宮センター街1丁目

阪神三ノ宮駅西口改良工事完成




◆2007年(平成19年)10月〜
   2013年(平成25年)3月20日


阪神電気鉄道株式会社と神戸高速鉄道株式会社は、国、兵庫県、神戸市の補助を得て2007年度から 改良工事を行っていましたが、2013年3月20日にすべての工事が完了し、式典が行われました。

新しくなった西改札口には神戸発祥の名店や駅ナカ店舗ができました。

ホームでは、上り線(梅田方面)と折り返し線(大阪難波・奈良方面)の乗り継ぎがホーム上で できるように本線下り線(姫路方面)と折り返し線を入れ替え、降車ホームを廃止し、上下線ホームを 拡張。

新しいピカピカの阪神三宮駅がやっと完成です!


2014.6.29記 神戸市中央区阪神三宮駅西口

シネモザイク





◆1992年(平成4年)
   〜2013年(平成25年)3月6日


ハーバーランドのモザイクに21年間あった映画館です。
4スクリーンで、阪急阪神東宝グループ傘下のオーエスが運営していました。
閉館にあたって、21年間の感謝をこめて今まで上映された名作、隠れた秀作を特集した特別上映会が 実施されました。

作品ラインナップは次の通りです。
3/2(土)〜3/8(金)
 「エリン・ブロコビッチ」「ニューオーリンズ・トライアル」
3/9(土)〜3/15(金)
 「恋愛小説家」「マン・オン・ザ・ムーン」
3/16(土)〜3/22(金)
 「ガタカ」「ザ・エージェント」
3/23(土)〜3/29(金)
 「ビッグ・フィッシュ」「奇跡のシンフォニー」
3/30(土)〜4/7(日)
 「海を飛ぶ夢」「マンマ・ミーア」
 「レッドクリフpartT」「レッドクリフpartU」

当日1,000円、前売り800円。

モザイクの映画館シネマモザイクは神戸ハーバーランドumieサウスモール5階に移転し、 OSシネマズ神戸ハーバーランドとして再出発をしました。

2014.10.13記 神戸市中央区ハーバーランド モザイク

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