★ あの時 神戸に
こんなものがあった!

神戸にこんな建物があった…。
神戸にこんな会社があった…。
しっかりと記憶にとどめたいと思います。

新港第一突堤根元の川西倉庫





1925年(大正14年)7月
     〜2011年(平成23年)9月
   

昔あった臨港線からの引込み線の形にあわせてカーブした建物。
上空から見るとよくわかります。

神戸港冷蔵倉庫。
1925年(大正14年)に完成。
テッキンコンクリート5階建て。
神戸港新港地区に6棟あった大正時代から昭和にかけての古い倉庫群の一番西端の倉庫でした。
名建築家の渡辺節の設計。
建物下部の石積みが美しいのが倉庫らしからぬ建物でした。

川西冷蔵倉庫は老朽化のため、改修が必要でありましたが、経費がかさむため市に転用活用を訴えて いましたが、交渉がおりあわず解体ということになったようです。

新港に並ぶ倉庫群はかつての臨港線で活気溢れる神戸港の姿を彷彿させるものでしたが、 一角が崩れ、残念です。

下記に補足説明です。
神戸トピックス 川西倉庫解体

2013.8.21記

灘・夢ナリエ 灘区制80周年




◆2011年(平成23年)7月16日
   

2011年で9回目を数える灘・夢ナリエ。 2011年の夢ナリエは六甲道南公園にて灘区制80周年という記念のお祭りになりました。

この六甲道南公園は阪神淡路大震災で大きな被害があったところですが、防災に優れた市民の広場に 生まれ変わりました。

区制80周年の式典は12:30〜14:00まで行われ、にぎやかにお祭りステージのあと、夕方からの あかりの盆で1,300個のあかりに灯がともされました。

正確には区制80周年は9月1日です。
この夢ナリエは毎年、場所を変えて開催されている夏の灘の風物詩となっています。

三宮シネフェニックス




◆1995年(平成7年)12月23日
     2011年5月8日(平成23年)   

三宮センタープラザ東館の6階にあった映画館。
開業は阪神淡路大震災のために市内の映画館の大半が壊滅したことから。
神戸国際松竹(1999年4月29日に再オープン)の代替劇場として1995年12月23日にオープンしました。

当初は東映系列の会社が運営し、主に松竹・東急系の作品を多く上映していましたが、1998年4月より オーエスに経営譲渡され館名は「OSシネフェニックス」となりました。
しかし、2006年9月1日よりセンタープラザ東館内に本社がある都商事ホールディングスに経営譲渡され、 また元の館名である「三宮シネフェニックス」に戻ったいきさつがあります。

赤字が続き3D映画上映などの設備投資が困難になったことなどから、2011年5月8日に閉館。
しかし、閉館後も運営会社による「フェニックスプロジェクト」を立ち上げ、閉館2ヶ月前に発生した東日本大震災の被災地に当館が使っていた映写機寄贈やボランティア映画上映を行い、活動を続けています。

2007年には赤井秀和さん主演の「ありがとう」で、被災地神戸を励ましたのは忘れられません。

日本映画 動員数ランキング
1位 相棒-劇場版-(2008.5.1)
2位 相棒-劇場版U-(2010.12.23)
3位 剣岳 点の記(2009.6.20)
4位 ありがとう(2006.11.25)
5位 火天の城(2009.9.12)
6位 大奥(2006.12.23)
7位 まぼろしの邪馬台国(2008.11.1)
8位 クライマーズ・ハイ(2008.7.5)
9位 俺は、君のためにこそ死にに行く(2007.5.12)
10位 鑑識・米沢守の事件簿(2009.3.28)

ホテル オークラ 「ファイト 日本」



◆2011年(平成23年)4月11日
   

3月13日から行われていた神戸ポートタワーと海洋博物館、及び六甲山山麓の電飾が再開されました。
再開と同時に神戸ポートタワーでは従来の赤い照明に合わせて「ガンバロー!東日本」の文字をLED照明で 表示。

神戸より東日本大震災で被災された方々を応援するメッセージを発しました。

ホテル オークラも「ファイト 日本」の文字を。
明るくなった夜空に、あらためて、がんばろう東日本、がんばろう日本!と思いました。

神戸ポートタワー、海洋博物館、六甲山山麓電飾中止

◆2011年(平成23年)3月13日
   〜2011年(平成23年)4月10日

2011年3月11日に起きた東日本大震災で亡くなられた方々に対する哀悼の意を込め、神戸市では3月13日から神戸市の シンボルである神戸ポートタワー、海洋博物館、六甲山山麓の電飾(錨山、堂徳山)の電飾を中止しました。

約1ヶ月間の電飾中止でしたが、夜空は寂しく、また市街地の灯りや六甲山の他の灯りも自粛や節電のためもあり 暗く沈みました。

心より被災されました東北・関東の皆様に哀悼の意を表します。

スカイマークスタジアム




2005年(平成17年)2月14日
     〜2011年(平成23年)2月13日
   

2005年(平成17年) - ソフトバンクに替わる命名権契約先がスカイマークエアラインズ(現スカイマーク)に決定し、「スカイマークスタジアム」に改称。
大阪近鉄バファローズとの球団統合によって発足したオリックス・バファローズの準本拠地となる。
2006年(平成18年) - 大阪ドームを運営していた当時の第三セクター「大阪シティドーム」が会社更生法の適用を受けたのに伴い、同年シーズンのみオリックスが当球場を専用球場とする。
2008年(平成20年) - スカイマークの命名権契約を更新。
2011年(平成23年) - スカイマークの命名権契約期間満了。
契約非更新に伴い、外食産業大手のプレナスと新たに命名権契約を締結。
同社で展開する持ち帰り弁当チェーン店「ほっともっと」を冠し、「ほっともっとフィールド神戸」と改称した。
以上ウィキペディアより。
スカイマークスタジアム(2005年2月14日 - 2011年2月13日)。 6年間馴染んだ名前でした。

2013.10.30記

神戸市西区。

ハーバーランド familio閉店





2008年(平成20年)4月25日
     〜2011年(平成23年)1月31日
   

ビーズキス閉店後、若者向けから家族向けにターゲットを変え改装、2008年(平成20年)4月25日に地下1階に飲食店が集まるだけでなく絵本コーナーや遊具などを備えた北欧デザインのテーブルやイスが並ぶ462席のフードコートを開業 全体の店名をファミリオとしました。

しかし、2009年(平成21年)12月26日にホテルニューオータニ神戸ハーバーランドが業績不振で撤退したため ハーバーランド全体の元気がなくなりました。

2011年(平成23年)1月31日にファミリオの衣料品などのテナント14店が一斉に閉店して大半のテナントが撤退したため、1階と地下1階の飲食店やコンビニなどの4店舗のみとなって、他のフロアは閉鎖されることになりfamilioは事実上の閉鎖となりました。

なおfamilioの名前は、「familio食堂」として残りました。
大衆食堂形式で平日のみ11時から15時までオープン。
ワンコインの価格でランチが食べられるということで人気がありました。

神戸市中央区ハーバーランド
2013.10.16記

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