◆ 絶景の眺め 五色塚古墳 |
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兵庫県下最大の前方後円墳。別名「千壷古墳」。
築造年代は4世紀末から5世紀初頭と推定されています。
国指定史跡。
全長194m、高さは前方部11.5m、後円部18m。
1965年(昭和40年)〜1975年(昭和50年)に整備され、元のように復元されました。
表面には葺石が223万個敷き詰められ、高さが1mほどの円筒埴輪が2200個ほど並べられていたそうですが、現在は後円部の最上段にレプリカを置いています。
ここからの眺めは明石海峡を行き来する船が手に取るように眺められ
明石海峡大橋の眺めと共に素晴らしいところです。
すぐ隣には、直径60メートルの円形の「小壷古墳」(国指定史跡)があります。
この地は山と海とが迫る場所でもあり、山の幸、海の幸が豊富な住みやすいところだったのでしょうね。
神戸市垂水区 2008.3.6記
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◆ 生田神社の折れ鳥居 |
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生田神社の境内「生田の森」の南側に無造作に置かれた折れ鳥居があります。
これは安政南海地震で鳥居が支柱を残して崩壊し、折れた鳥居の上部と柱です。
安政南海地震は1854年12月24日 M8.4の巨大地震でした。
神戸は地震がないという伝説はいったいなんだったのかと思います。
被害は大きかったはずなのに、経験が伝えられていなくて神戸市民は安心していたのですね。(泣)
今に伝える安政の大地震の生き?証人なのです。
ちなみに残る柱の一本は諏訪山公園の金星台で金星観測の記念碑となっています。
神戸市中央区 生田神社 2008.2.28記
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◆ 新開地のチャップリンのゲート |
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新開地の南側にこんなゲートがあります。
「ザ・マン」「BIG MAN」
ゲートの空間は、そうあの新開地を訪れたチャールズ・チャップリン。
チャップリンは何度も神戸を訪れているのですが、淀川長治さんが話をされたのは
昭和11年の来日の時でした。
淀川長治氏の話
この時はお忍びの来日だったため、新聞には載りませんでしたが神戸港に寄港した豪華客船の写真が
「むかしの神戸」に載っていて、今もある神戸港第四突堤の姿がそのままに映っていました。
昭和7年5月14日に世界一周の途中に神戸港に寄港したときは、大々的に報道があったようです。
驚いたことに昭和7年の来日時、チャップリンが神戸を訪れた2日後に5.15事件が起こり、運が悪ければチャップリンも
この事件に巻き込まれたかもしれないのです。
チャップリンの来日
ともあれ、新開地を歩いたチャップリン。
想像するだけでも楽しいできごとですね。
神戸市兵庫区 新開地 2008.2.26記
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◆ 新開地の時計台 神戸タワーのモニュメント |
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1924年、聚楽館と共に新開地にシンボルとして神戸タワーが完成しました。
1968年(昭和43年)に解体されるまで神戸の町を見下ろしていました!
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時計塔について
かつて、新開地は神戸一の繁華街として栄え、その中心・湊川公園には繁栄の
シンボルとして神戸タワーがそびえ立っていました。
このタワーからは神戸市内がくまなく展望でき、晴れた日には遠く紀淡あたりまで
眺望できるというので、東洋一だと神戸っ子のもっぱらの自慢でした。
この度、湊川公園周辺地区活性化の一環として、新開地が往時のように繁栄することを
願い、この公園に神戸タワーを模した時計塔を建設しました。
この時計塔は高さ8mの花崗岩石張・アルミダイキャスト作りで、4個のベル(カリヨン)が
備え付けられ時間がくるとメロディーを奏でます。
この時計塔が湊川公園の新しいシンボルとして、カリヨンの美しい音色と共にいつまでも
市民の皆様に親しまれることを希望してやみません。
昭和60年6月15日
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私の父は新開地が遊び場でした。
いつこの塔に登るのが禁止されたかわかりませんが、
きっとこの塔に登ったと確信しています。
神戸市兵庫区 湊川公園 2008.2.26記
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◆ 布引の滝 茶店おんたき |
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布引の滝 雄滝に風情のある茶店があります。
その名も「おんたき」
この布引の滝は古代より名所として全国に有名で、この滝を見るために多くの旅人が西国街道から
回り道をしてやってきたようです。
今は新幹線の新神戸駅のすぐ裏側の道を登るとほんの15分ほどで滝を見ることができます。
昔の人はやっとこの素晴らしい滝に着いて、茶店でほっとされたことでしょう。
昔も今も、滝の音を聞きながら新緑の頃、紅葉の頃、ほっとできるオアシスです。
神戸市中央区 布引の滝 2008.1.29記
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◆ 市街地にも出没 市民の隣人?いのしし |
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神戸は裏山がすぐ近くですので、市街地にも猪が頻繁に下りてきます。
で、猪に食べ物をやらないようにという猪条例なるものがあったりします。
山中に食べ物がなくなったら市街地に下りてくるのが多くなるようです。
北野の山際など猪に注意の看板をよく見かけますが、野性の猪たちと仲良く住み分ける工夫が必要です。
神戸市 山麓周辺 2008.1.29記
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◆ ぶえのすあいれす丸のベンチレーター |
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かつて南米移民船として活躍したぶえのすあいれす丸のベンチレーターです。
神戸国際港湾博物館
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ぶえのすあいれす丸はブランジルのサントスまで多くの移民の方々を運びました。
今年はブラジル移民100周年の年です。
ポートタワーの北側、タワーサイドホテルに通じる道で
静かに昔を回想しています。
神戸市中央区 ポートタワー北側 2008.1.15記
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◆ 南京町の中秋節 |
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旧暦の8月15日(十五夜)に、月を愛で、秋の収穫を祝って地の神様を祀る節句です
2007年では9月25日にあたります。
この中秋節と春節祭には南京町の夜光龍が南京町広場を暴れ回り、疾走します。
関連記事 南京町の夜光龍
1年で一番月が円に近い、美しいこの時期に中国では円卓を囲み、皆で楽しい団欒をするそうです。
そしておいしい月餅をいただくそうです。
中国のこんなお祭りを楽しめるのも南京町がある神戸ならではですね。
神戸市中央区 南京町 2008.1.15記
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◆ 全国唯一のホテル灯台 |
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メリケンパークオリエンタルホテルの上に灯台があります。
れっきとした公式灯台であります。
ホテルに建つ灯台は珍しく日本ではここだけ。
また世界でも珍しいそうです。
点灯年月日は平成7年7月7日午後7時7分。
これを祝って打ち上げられた花火は777発でした
この灯台は元は震災で全壊した中央区京町の「オリエンタルホテル」の屋上にありました。
日本唯一のホテル灯台
赤と緑の閃光は今もずっと神戸港の船の安全を見守ってくれています。
神戸市中央区 メリケンパークオリエンタルホテル14階 2007.12.22記
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◆ おっ!サン |
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趣味は?「野球は阪神戦以外は見ぃひんで!」
出身は?「生粋の神戸っ子、いや長田っ子やで〜!!」
年齢は?「さんじゅうはっさいや」
携帯メールを打つのが異様に早かったりする。。。
自分では若いつもりなので「おっさん」と呼ばれるとちょっとヘコむ、可愛いところがあります。
えっ?
そんなおっさんに会いたい?
ではコチラ
神戸市中央区 ポートアイランド サンTV 2007.12.21記
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◆ 小学校のグラウンドは芝生です♪ |
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文部科学省は低下気味の子供たちの体力upをはかるため安全にスポーツを楽しめるように校庭や市民グラウンドを
芝生化することを決定しました。
2007年5月1日時点で全国平均3.72%の芝生化整備率となっています。
ポートアイランドの港島小学校はその芝生化された数少ないグランドを持っているのですが、メンテナンスが
なかなか大変で運動場の翌日などは芝生がボコボコになってしまいます。
また、適度に休養、養生が必要なため、運動場の半分ずつを使用したりいろんな工夫も必要です。
しかし、掘り返された芝を土に戻し、芝を育てる苦労を知るということもまた教育の一環になる
ことかもしれません。
2008年度は事業費として1億1,000万円が計上されたということです。
神戸市中央区港島小学校グラウンド 2007.12.21記
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◆ 東遊園地のセミの成る木 |
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神戸市役所の南側の東遊園地は木々が多く、夏にはセミがにぎやかなところですが、その中で1本特に
セミが花盛りに成る木があります。
よほどその木の出す汁がおいしいのか、まだ原因は未調査ですがなぜかその木に集まるセミは雌が多いとか
上半分に雄がいて下半分が雌だとかいろんな情報をいただきました。
また来年この調査は神戸調査隊によって続行される予定です。
神戸市中央区東遊園地 南端 2007.12.21記
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◆ ヴィーナスブリッジのハートのプレート |
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”愛の鍵”といっても実態は非常に美しくないものだったのですが(鍵だらけのヴィーナス)、
ヴィーナスブリッジの手すりに
取り付けられた鍵を溶かして金色のプレートができました。
2005年12月12日、”愛の鍵モニュメント”前の地面に埋め込まれました。
このプレートはハート型で4枚そろえば幸せの四葉のクローバーです♪
考えた人、素晴らしいですね!
最初のプレートはなんと約4,000個の鍵が溶かされているそうです。
1枚目は手すりにかけられた鍵から。
2枚目のプレートからは”愛のモニュメント”にかけられた鍵から作られています。
神戸市中央区ヴィーナスブリッジ 2007.12.18記
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