- 中内記念館 サカエ薬局 -

ダイエー創始者である中内功さんが亡くなられ2005年11月3日の
流通科学大学において学園葬が行われたときの記録です。
流通科学大学内に中内記念館、資料館があります。


  ----資料館の説明書です。

  「この建物は、大正15年(1926年)に
   神戸市兵庫区東出町に中内秀雄が開業した
   サカエ薬局です。

   中内功は幼年期から青年期まで
   ここで育ちました。
   延べ面積、約50uの小規模な店舗兼住宅
   ですが、戦前の貧しかった時代、このような
   薬局は単にクスリ販売にとどまらず地域の
   「健康相談所」として市民生活の維持向上に
   大きな役割を果たしてきました。


しかも、阪神大水害、神戸大空襲さらに阪神大震災といった、昭和から平成にいたる幾多の大災害からも免れ、 開業当初の姿をそのまま保ち続けてきました。
平成9年(1997年)流通科学大学開学10周年を迎えるにあたり、同窓会である有明会などから「ぜひ大学に…」 という強い要請にこたえ移築したものです。
店舗の内部は戦前の薬局にほぼ近い形で整備されました。
したがって昭和初期の小売業を考える上での貴重な建造物であります。
同時にサカエ薬局は戦前、戦中、戦後の70年の歴史をみつづけてきた生き証人といえるでしょう。


学生諸君がこのモニュメントが語る大正・昭和の歴史を肌で感得するとともに、デジタル情報時代に対応した 学生談話室での交流の中から未来につなぐ新しいジャンルを開拓していただきたい。
その思いを込めて有明会、教職員、そして学外の多くの方々の協力で中内記念館が生まれました。
1997年9月24日 中内記念館


上記のような案内書があり、モダンな建物の中に古いサカエ薬局の建物がはめ込まれている 形になっています。

中に入ります。。。

 

この薬局が開業したのが大正15年(1926年)。
大正から昭和初期の神戸の小売業は90%以上が零細企業。
中内家は両親と子供4人計6人がここで生活したが、当時としては極端に小さい 店ではなかった。
"職住同一”家族それぞれがその役割に応じて、働きかつ学ぶ。
このような環境の中で、戦前の商人は育ち鍛えられた。
「サカエ薬局」は、日本の小売商店の原型である。

1階は薬の調合と店になっています。
たくさんの引き出しは薬が入っていたのでしょう。

 

お客さんとの応対の場

 

壁にかかる古い時計

 

中内秀雄氏 サカエ薬局の創始者
功氏のお父さんです。

 

調剤室です。

「医者の処方箋による調合はごくわずか、大衆薬に加えて、薬局ガ独自に製造する20〜30種類の 「薬局製剤」を売るのがおもな仕事。
カゼ、熱、下痢、頭痛、食あたり etc、患者の容態をきき、それにあったクスリの調合をするのが 「調剤室」である。
70年前の薬局のカタチをとどめるこの建物は、流通を考えるうえでの貴重な建造物である。

 

階段を上がると

 

住居になっています。

本当に広くはないスペースです。
    昔のサカエ薬局の様子の写真。

店の前に並ぶ行列!

中内メモリアル  

中内さんは時計マニア?

 

印鑑の数も半端じゃない!

 

毎日運試しをされていたスロットマシーン

 

デスク

 

 

79歳での慶応大学大学院への入学。

なんと自動車免許取得は82歳の時。

 

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