- 大阪マーチス(大阪湾海上交通センター) -


海上保安庁HPより
第五管区海上保安本部は、兵庫(日本海側を除く。)、大阪、滋賀、奈良、和歌山、徳島及び高知各府県の区域、並びにその沿岸水域を管轄する海上保安庁の地方機関として、昭和23年5月1日に神戸海上保安本部として設置され、昭和25年6月1日の組織改正による管区制の採用により改称されました。
大阪マーチスHP


明石海峡は1日1400隻もの船舶が通航する混雑する海峡です。
しかも航路幅が狭く潮流が速いので船舶航行が非常に難しいところです。
ここ大阪マーチスでは高性能レーダーで船舶の動きをキャッチ、衝突防止のためのあらゆる情報を発信しています。

台風23号が大きな爪あとを残した秋の日。
大阪マーチスの一般公開がありました。


 

JR明石駅を降り、たこフェリーで岩屋へ。
この明石海峡大橋は日本一混雑する海峡です。 
大きなタンカー、客船、貨物船が行き来する合間をたこフェリーは時にはコースを変えながら明石、岩屋間を往復しています。
 

たこフェリーの中から。
山の上の方に見えているのが大阪マーチス。
下方、山すそにみえているのが江崎灯台。


たこフェリー・あさなぎ丸



たこフェリー・あさしお丸



明石海峡大橋をくぐる巨大タンカー



バスで江崎灯台まで。

淡路のバスは特に北周りは本数が少ないので
時間は要チェック。
さぁ、今からが登山です〜。


細い道が続きます。



ススキにセイタカアワダチソウ
秋ですね〜



おぉ〜こんなに登った!


けっこうきつい登り。
近くに見えているのになかなか着かない。
と、思うとけろバイク。
うひゃ〜けろがこも楽でいいにゃ〜♪
しかし、道を曲がるたびに見えるこの景色はどうです!
絶景の眺め。
向こうをいくのはサンフラワー。
ここは一日いてもいいところです。

歩くこと約1時間。
やっと着きました。
うみまる、うーみんがお出迎え。
職員の方も「お疲れ様でした〜」と笑顔で出迎えて
くださいました。
これは通勤も大変なことだと思います。

センターの中では明石海峡を通過する船が画面に映しだされていました。

画面は江崎灯台等いろんなところが写っています。

春のいかなご漁の時などは小さな漁船が多く出ますので非常に神経を使われることでしょう。

塔のてっぺんの展望室までヘルメットをかぶりせまい階段を昇ります。
展望室は絶景の眺め。
明石海峡を通過する船が手に取るようにわかります。
手元に巨大船通過時刻表が置いてありました。
ここはアンテナだらけ。
生駒向け7GHZパラボナアンテナ(上下2階)
テレビVHF/UHF
ヘリテレ用JCSATアンテナ
CH14用VHF受信アンテナ等々
大阪マーチスのHPで見れるライブカメラ。
見つけました〜
見学を終えて山を下りましたが、途中の道はがけ崩れでした。
台風で通行止めになり、なんと3日間もマーチスの職員は山の上で缶詰になったそうです。

ビッグアース



ぱしふぃっくびいなすの美しい姿


たこフェリーに乗って明石に着いて。
おっと!忘れてはいけません。
新鮮な魚が跳ねる魚の棚にも寄りましょう。
名物の玉子焼きも食べなくちゃ!

調査日:2004.11.03

 

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