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八合目 22:00 1日目
短い仮眠から覚めて、登頂への身支度です。
ヘッドライトをつけ、手袋をはめます。 |
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見下ろすと八合目の山小屋から下の登山道は、続々と登ってくる人たちのヘッドランプで光の帯で
うまっていました。
光の帯がジグザグにゆらめいていました。
そして頭上には、これまた光の帯が揺れながら一歩ずつ進んでいきました。
写真がうまく撮れず、この感動的な光をうまく表せないのが残念です。 |
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しかし、なんという渋滞。 富士山でこんな行列に会うとはびっくりです。
おかげで非常にゆっくりのペースとなり、少し楽でした。 |
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この日は富士登山ガイドの方もおっしゃるくらいのきれいに晴れ渡った夜で、
御殿場方面もよく見えていました。
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果てしなく続くと 思われる道のりも 1歩1歩は確実に頂上に近づいていました。 ふと顔をあげると、頂上の灯りが ぐんと近くなっています。
そのうれしさ。
やがて鳥居が見えてきて、頭上で「やった〜」
登頂は午前3時でした。 |
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頂上はかなり広いのですが、もう超満員の状態でした。 最初の鳥居をくぐると、神社がありました。
頂上到着は3時半。
ここで念願の頂上でのラーメンを食べました。
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ご来光です。
神々しく身が引き締まる想いがしました。
山頂ではもっと歩き回って写真を撮りたかったのですが、
とにかく寒くてガタガタ震え、シャッターも押しにくかったことと
疲労とで震えながら固まっていました。
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「本日2007年8月26日、ともにここ富士山頂に登頂された皆様、
誠におめでとうございます。
皆さんとこうしてご来光を見ることができ、こんなにうれしいことは
ありません。」
というような挨拶をされる方がいて、皆でどっと歓声があがり
拍手が起きました。
こんなにたくさんの方々とご来光を見ました! |
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とにかく寒いです。 いっぱい着込んでいてもガタガタ震えます。 つららも垂れ下がっていました。
下山を始めると向こうの登山道を続々と登っていく行列がありました。
人はなにゆえ富士山に登るか。
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下りは一気で時間的にはメチャ早いのですが、とにかく滑ります。 10回は尻餅をつきました。 それと、頂上のあの氷点下に近い気温から一気に太陽が照りつけ、高度が下がるごとに 服を脱いで体温調節をしないといけません。
下りは3時間から3時間半ほどで、ざざざ〜っと下るのでその気温の変化は大変なものです。 |
下りはこんな感じ  |
5合目に近づくにつれて霧が出てきました。
がっくりです。
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下りもようやく終わりになりました。
やりました〜
達成感でいっぱいです。
しかし、富士山はやっぱり遠くから
帰りのバスから見た夕日。
2007年8月26日。
ご来光から最後の夕日まで。 完結です! |