こんなに楽しい神戸本!

神戸の大好きな本を集めてみました。
お薦め本です。



神戸ぶらり下町グルメ

神戸新聞総合出版センター 芝田真督

ハイカラ神戸の味は。庶民の味。

MSHIBATAさんの楽しい下町グルメ本です。
現在第二巻まで発行されていますが、第三巻が待たれるところです。
第一巻では全115店。
帯は切り絵作家の成田一徹氏が書かれています。
「神戸の風を感じながら、静かに訪ね、気軽に楽しみ、しみじみ味わいたい」
神戸ええまち旨い街 レトロな町を食べある記

第二巻では全117店。
神戸にまだある美味いもん 路地の奥まで
あの店この味 ごあんない

まだまだ書き足りない芝田さんのグルメ行脚。
いつまでもこの街で元気でいてほしいお店の数々です。



花ひらく神戸
ー六甲山とその周辺に咲く花ー
安原修次 撮影・著

六甲山の花満載。神戸に咲いたいとしい花たち
著者は1986年に神戸に来られ六甲山の花々を撮影されました。
そして震災後の1996年、再び来神され大きく変わった神戸に驚かれました。
そして六甲山に咲く美しい花々に想いをよせ環境破壊や盗掘による被害を嘆かれています。
私たちはこの自然を守りたいと心の底から願います。 いつまでも六甲に美しい花が咲き続けますように。


神戸雑学100選
ーまちの大発見・小発見ー
金冶 勉/先崎 仁・著

神戸兵庫育ちのK氏と横浜育ちのS氏
神戸のルーツか、食べ物、産業等
ありとあらゆる疑問に答えた神戸学必須の本です。
何度読み返しても楽しく、勉強になるいちおし本



神戸まちかど散歩

「神戸まち歩きガイド」
神戸新聞総合出版センター

神戸の歴史を非常にわかりやすくまとめています。
まちかどのちょっと気になる建物や歴史を
豊富な写真とともに紹介。
かどを曲がって、坂を上って、海を渡ってー



神戸のハイカラ建築(むかしの絵葉書から)

石戸 信也
神戸新聞総合出版センター

昔の絵葉書に残る神戸の街の様子。今の水族園のルーツである和田岬和楽園、神戸ステンショー(神戸駅)、生田神社、布引の滝…
今も残る名所も昔の姿は違っていました。
市内の6割が消失する神戸大空襲にも焼け残った絵葉書が昔の姿を伝えてくれます。
震災でまた多くの貴重な建築、風景が失われ以前より尚、私は昔の神戸の姿を知りたくなりました。



新 中央区歴史物語

道谷 卓
中央区役所

中央区誕生10周年の記念誌として1990年に刊行された中央区歴史物語の改訂版
改定作業は1994年に始まりましたが途中
阪神大震災に見舞われ、この作業も不可能と思われました。
しかし地震に傷ついた中央区を後世に伝えるという意味でも改定作業は続けられました。
写真の中には震災前のもの、震災で壊滅し修復途中のもの、すっかり以前と形が変わってしまったもの等が
混在していますがこれもすべて歴史の一部です。写真はカラーではありませんが¥800でこれだけの内容の本はちょっとないと思います。 刊行は1996年1月17日。
副題は”ー1995.1.17 あの日から1年がすぎてー”



神戸・街ものがたり

安田 泰幸
駿台曜曜社

港と船の似合う街/異人館スケッチ巡り/それは神戸から/
震災そして復興/明日に向かって/等
こんな目次の本ですが、素晴らしいのはスケッチです。
郵政局 '98お年玉年賀はがき兵庫県版・'98ふるさと切手「明石海峡大橋」もこの方のスケッチです。
そして著者の休日の散歩は私と同じルートです。
そしてこの方はポートアイランドにお住まいです〜(^0^)v



神戸ゆかりの50人

歴史と観光の散策ガイド
神戸新聞総合出版社

多くの市民から寄せられたアンケートの中から神戸にゆかりの人々を
たった50人選ぶのは大変な仕事です。
神戸市立博物館副館長をはじめ編集委員によって選ばれました。
たとえば平清盛、勝海舟、小泉八雲、孫文、淀川長冶、ラムネを発明したA・C・シム…



神戸在住

木村 紺・著

月間アフターヌーン連載
現在単行本が5巻まででています。
主人公は東京から神戸へ引っ越してきた
神戸の大学に通う主人公、桂と彼女をめぐる友達、家族、ご近所
日常の生活から神戸を見ることができます。 現在第3巻の表紙の風景を探しています。




神戸ものがたり

陳舜臣
平凡社

『初版「神戸というまち」の発行から30年余、小説以外では処女作であった本書の刊行以後、神戸に寄せる思いは変わることなく、否、ますます深く熱い。
震災の傷、いまだに癒えることのない町と人々に贈る』
こよなく神戸の街を愛する筆者のあふれる想いで全編は貫かれ同じく神戸の街を愛するものとして深い共感を覚えます。
氏は阪神大震災の4日前まで神戸の神鋼病院に入院されていてご自宅に帰られてすぐの震災。
後ろ髪を引かれる思いで神戸を離れられました。
その終章「神戸よ」は何度読んでも目頭が熱くなります。




うまいもん探偵の味噺

ー神戸のグルメ今昔ー
食総合研究所(うまいもん探偵団)

今はもう味わうことができなくなった幻の味
今味わえる旬の店
神戸のまちをうまいもん探偵団がかけめぐります。
「食文化を神戸の柱に」を合言葉に
食からみた神戸です。




神戸とお好み焼き

ーまちづくりと比較都市論の視点からー
三宅 正弘・著

神戸のお好み焼きはにくてんがルーツ
独自の発達をとげた神戸のお好み焼き文化に注目した
初めての本です。
また神戸のお好み焼き文化を支えた地場産業の
バラエティに富んだソースも忘れてはなりません。